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やじま 2

ビールで乾杯のあと
いよいよ、食との戦いが始まる。
まずは酒…端麗辛口ですっきりと飲み飽きない新潟の銘酒、八海山だ。
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太い竹に入って出てくる。二合半ぐらいか。同じく竹の柄杓で
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竹の猪口に注ぎ込む。ほんのりと爽やかな竹の香りが。
八重桜の花びらが、粋な演出だ。

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先付。左は富山の白海老に鼈(すっぽん)のたまご、赤でんぶがトッピング。
海老の甘味と鼈のたまごの濃厚な味が混ざり合い、口の中に広がる。
それを酒で洗うように流し込む~
奥の小椀はサクラダイの白子、芳醇な味だ。
右が鼈の肝臓と脂身。甘辛く煮てあり生臭さはまるで感じない。
手前は菖蒲酒。皐月の端午の節句に因んで出してくれた。菖蒲を浮かべた濁り酒。
三宝で出てくると厳かな感じがする(笑)

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向う付け。お造りだ。奥はかんぱち、脂が乗って美味い。
その手前がマナガツオ。歯ごたえがあってシャッキリとする。奥のグラスが穴子の稚魚、ノレソレ。
初めて食べた。心太のような食感だ。
その手前はヤガラのオリーブオイル漬け。どれも味が違い、バリエーション豊かなお造りだった。
左奥は大根の皮で出来た雪洞(ぼんぼり)。ツマの海葡萄も刺身の味を引き立ててくれた。
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お椀。筍と蓬麩(よもぎふ)、それに鼈の肉。出汁はさっぱりとしていて関西風。
蓬麩はちと苦味のある柔らかい御餅のようだった。
鼈の肉も柔らかく鶏肉のよう。下にひいてあるのは筍の皮。

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焼き物。和紙を二枚重ね、その間に野生の花を挟んだものが蓋となっている。すてきな演出だ。
蓋を取ると……
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牡丹海老と、筍海栗、新玉葱に牛蒡味噌の三品。
牡丹海老はマイルドな塩味で殆ど生。あま~~い!(笑) 
筍と海栗がこんなに合うとは……。
新玉葱の甘味には無骨な味噌味が…ミスマッチの意表を付く美味さだった。

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手前に水飛沫をかけるのは「かめのぞき」と言うそう。
語源は定かではないが、定位置に決める印のようなものらしい。
また、椀の蓋には桜の花や葉などをわざと付けて、
開けたときに目を楽しませてくれる。
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八寸。ちょいと酒の肴にという下り。種を抜いた梅肉とピータンを並べ、メレンゲがかかっている。
山椒の葉と花でキリリと味が締まっている。

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揚げ物。鼈の肉をメインに、たらの芽、葱坊主。
どれも野趣溢れる味だ。菊の花を散らし、見目もよろしい(^^)

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進め肴。帆立に独活(うど)、それに苺に酢を混ぜたソース。実際に酒が進む~。

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炊き合わせ。洋食でいうメインディッシュ。鼈の甲羅、肉等の煮物に鱶鰭(ふかひれ)がトッピング。
ここらにくると満腹感がメーターを振り切る……(笑)

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ご飯。鼈スープにご飯を入れ、玉子でとじる~
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で、ご飯は別腹らしくいくらでも入る(爆)
香の物は、生姜と胡瓜の紫蘇漬け、スライスしたアスパラのリングには、白胡麻と少量のキャビア。
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果物。これも意表を衝いてきた。メロンの肉に小豆……これはまだ味が想像できる。確かに美味い。左側のは、バジルの種だ。実にさっぱりとして、本日の終了を告げる果物に相応しい。

以上がその夜の食だった。……見事にKO負け~(笑)

実に有意義な一時を過ごした。

その後、私は部屋に戻りジャック・ダニエルを生で飲んで、
午後10時には心地良い眠りについた。
コメント

どれも美味しそう(実際美味しいんでしょう・・・羨ましい)だし、器がまた良いですね。
子供を置いて妻と二人で行きたいですね。そうできるのはまだまだ先になりそうです。
by: ヒロシ * 2006/05/02 01:12 * URL [ 編集] | UP↑

すげー!うまそー!
上州だけあって、スッポンのみならず、葱坊主やタラの芽あたりがうまそうですね。
スッポンづくしもたまらんですが、個人的には新玉葱の牛蒡味噌添えが、激しく魅かれます。
この料理にゃあ八海山が合いそうですね。
こりゃあ、予約取れないわけだわ。
ステキなレポート、ありがとうございました!
by: Kazu * 2006/05/02 09:09 * URL [ 編集] | UP↑

美しい・・・日本の美、ここにあり!とうっとりします。隅々にまで行き届いた、料理人に心が伝わりますね。素晴らしい宿ですね~いつか、ぜひ訪れたいです♪メロンの上のバジルの種はカエルのたまごだと思いました~
by: alalanet * 2006/05/02 10:29 * URL [ 編集] | UP↑
ヒロシ殿
器にはあまり触れませんでしたが、
どれも、素晴らしいものばかりでした。
なんでも、古い民家の蔵を蔵ごと買う業者がいて、競り落とすということでした。
器の一つ一つは名もない方たちの作品ですが、歴史があるようです。
貸切と同じですから、お子様もオッケー牧場ですよ(^^)
私も出来ることなら、違う女性と行きたい(爆)
by: 作左 * 2006/05/02 20:59 * URL [ 編集] | UP↑
Kazu殿
新玉葱の牛蒡味噌とは、おみそれいたしやした~。
確かに焼いた玉葱の甘みに、ちょっとえぐみのある味噌は絶品です。
玉葱の中心は生、外側は熱々です。
下は見えませんが、一番外側の皮は焦げてます。酒があって、これだけ五~六個あれば十分かもi-237
思い出すと唾が出てきます~!
by: 作左 * 2006/05/02 21:07 * URL [ 編集] | UP↑
alala殿
和食でも、食材にこだわらずに
創意工夫しているのがここの魅力の一つかなと。
なにか、ちょっとひねってあり、
それを嫌味に感じさせずに
微笑みを引き出してくれます。

私も、カエルの卵かと思いますた~i-237
by: 作左 * 2006/05/02 21:18 * URL [ 編集] | UP↑

美しいお料理ですね~!和食の美は芸術ですね~!日本人の繊細な美的感覚を思い出させてくれるような…。忘れないようにしたいとはおもいつつ、普段忘れてしまっています!…あ、八海山は私も大好きです!花より団子より酒!ですっ!
by: dragonkaory * 2006/05/02 21:58 * URL [ 編集] | UP↑
dragonkaory殿
和食は繊細さと大胆さを兼ね備えた料理だとつくづく思わされました。
八海山はさっぱりしていて飽きの来ない美味さです~(笑)
お久美殿が大きくなったら是非
ご一家で行ってみてくださいi-179
by: 作左 * 2006/05/03 09:15 * URL [ 編集] | UP↑
うっとりです~
お料理の美しさにうっとりです。何故にこのセンスが、アメリカには、ないのか?私は、腹が立ちます。メレンゲピータンも興味あり~
by: Omichan * 2006/05/04 15:38 * URL [ 編集] | UP↑
Omican殿
返信遅れてごめんね~。
このような日本独特の美はやっぱり
茶の湯のシチュエーションがベースになってるのでしょうね。
作り過ぎた繊細さもあれば、
見間違えれば野暮とも見えるギリギリの大胆さもあります。

アメリカのザックバランさも大好きですよ~i-237
by: 作左 * 2006/05/08 23:10 * URL [ 編集] | UP↑

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