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DUEL

20060423092257.jpg


激突!
スティーブン・スピルバーグの金字塔的作品。
この映画もテレビて何度か見た程度の記憶だったので、今回じっくりと観た。
登場人物はほんの数名。しかも、役名もほとんど役に立たない。
なぜなら、デニス・ウィーヴァーとトラックのみが主人公(?)なのだから。

借金の取立てに向かうため、ディビット(デニス・ウィーヴァー)は朝家を出て、ハイウェイに乗用車を走らせる。スタートの時点では牧歌的な景色を眺めながら、ラジオを聴き空いているハイウェイを快調に車を飛ばしていた。
しばらく進むと、前方に古ぼけたでかいタンク・ローリーがトロトロと煙を上げて走っている。目の前まで迫ると当然、ディビットは追い越しをかけた。なんでもない普通の行為だ。再び、ディビットは快調に車を飛ばす。
と、突然ディビットの車の脇すれすれを、タンク・ローリーが轟音とともにすり抜けていった。そして、ディビットの前方に居座るとトロトロとスピードを落とし、いやがらせが始まった。
頭に来たディビットは再びタンク・ローリーを追い抜き、スピードを上げタンク・ローリーとの距離を空けようとする。数分後に給油のためスタンドに寄る。家に電話をしているときに、タンク・ローリーも給油のためディビットの車の横に止まる。
改めてタンク・ローリーの大きく不気味な姿を改める。タンク・ローリーの運転手(キャリー・ロフテン)は太い腕とウェスタン・ブーツしか確認できなかった。
ガソリンを入れ、ラジエター・ホースを交換をした方がいいとの店員の忠告そこそこに
ディビットはハンドルを握った。恐竜の鳴き声のような、タンク・ローリーのクラクションが響く。
スタンドを出発して間もなく、バックミラーを見ると例のタンク・ローリーが物凄いスピードで追いかけて来た。そしてディビットを追い抜き、前をふさぐとトロトロと走りだす。
約束の時間は刻一刻と迫ってくる。
イライラしていると、タンク・ローリーの運転手の太い腕が二ュっと出て、手を振り追い越してもいいと合図を送る。
ディビットは当然とばかりに、レーンを変更しようと左にでる。
ゆるいカーブで追い抜こうとすると、前方からブルーのセダンが矢のように向かってくる。
一瞬のうちに元のレーンを戻る。クラクションが後方へ飛んでいく。
タンク・ローリーの高い運転席からはそのブルーのセダンが分かっていたはずだ。
明らかな殺意にディビットは呆然とした。
ディビットはわき道を選び、再びスピードを出しタンク・ローリーを追い越したと分かるころにドライブ・インに入り気を静めようと試みた。
気が付くと、ドライブ・インの駐車場に例のタンク・ローリーが蹲るように止まっている。
この、ドライブ・インの客の誰かがあのタンク・ローリーの運転手だ。
疑心暗鬼となるディビット。記憶あるウェスタン・ブーツの男に文句を言うが、この男ではない。ディビットはドライブ・インを出て恐怖に駆られながら旅を続ける。
途中、エンストしたスクールバスを助けようとしていると、タンク・ローリーがまた現れた。ディビットは子供達を非難させようとするが、なんとタンク・ローリーがスクールバスを押して助けていた。
「いい人」になっているのだ。
その隙にディビットは憤慨して車に戻り、走りだす。
次は、踏み切りで列車の流れを待っていたとき、ドンという衝撃とともにあのタンク・ローリーが体当たりを食らわせ、ジワジワと押してきた。いくらブレーキを踏んでも、何十トンもあるタンク・ローリーから押されてはかなわない。徐々に列車に近づくディビット。
間一髪で列車の最終車両が目の前を通り過ぎ、踏み切りから飛び出した。恐怖とともに走り、次のガソリン・スタンドで給油している間に公衆電話から警察に通報しようとする。
しかし、またまたタンク・ローリーが現れ、電話をしているディビットに向かってくる。
電話ボックスを飛び出す。破壊される電話ボックス。スタンドがシッチャカメッチャカになる。
ディビットは隙を見つけて車に戻り走り出す。むろん、タンク・ローリーもスピードを上げ追いかけてくる。そしてのぼりの坂道だ。
ディビットの車のボンネットから白煙が噴出し、スピードが落ちてくる。
!、ラジエター・ホースだ!後ろから咆哮をあげ、でかいタンク・ローリーが迫ってくる。
坂の頂上はまだ見えない……

なんでもない日常の中にある狂気とそれに伴う恐怖と緊迫感が見事に表現されている映画だ。
若干25歳のS・スピルバーグの後年の名声を垣間見る傑作。この作品はTV映画を編集し直し劇場公開されたようだ。
原作/脚本もリチャード・マシスンの日常にて、トラッカーの無謀な運転による恐怖を感じた実話からだ。
惜しむらくは、電話ボックスのシーン。ディビットがガラス戸を引いた瞬間、カメラを向けて撮影しているクルーの姿がそのガラス戸に反射して映ってしまっている。
それまでの、手に汗握るストーリーにほんの少し水を差すかもしれない。
タンク・ローリーの運転手は最後まで顔を出さなかった。役者さんがちと可哀想……だが、それなりの恐怖効果は絶大だった。
主人公のデニス・ウィーヴァーは連続もののTVドラマ「警部マクロード」でも人気があった。今年の二月に亡くなったらしい。
迫力あるタンク・ローリーもさびの浮き方や塗料の剥げ方、泥の付着ぐあいがとても参考になった……模型製作の(笑)
この後、1973年にこの「激突!」とは関連のない「続・激突!/カージャック」(この邦題のつけ方は感心しない)が、S・スピルバーグの劇場用映画第一作となった。

1972年、アメリカ映画。スティーブン・スピルバーグ監督。
コメント

私もこの映画見たことありますぅ。ある意味お金かかってない映画だと感じた記憶が・・・で、タイムリーなのがシッチャカメッチャカ。って言葉。私が他のブログで使ったところそれは、ヒッチャカやと・・そこからむちゃくちゃ(笑)たかたかという子のブログお暇ならのぞいてみてください。けど、そうですよね。シですよね~。うれし!
by: カンパーニュ * 2006/04/23 10:32 * URL [ 編集] | UP↑
初めまして。小春好です
作左衛門さん、初めまして。Blog Modelersメンバーの小春好と申します。御挨拶がてら、コメントを。と思いまして・・・。「激突!」私も大好きな作品です。今だかつて、之程シンプルかつスリリングな映画は観た事ないです。才気溢れるスピルバーグさん・・・。素晴らしいですよね!
by: 小春好 * 2006/04/23 11:37 * URL [ 編集] | UP↑
カンパーニュ殿
そうですね。この映画、シッチャカメッチャカお金がかかってませんね~(^^)「シ」で間違いないと思います~(笑)辞書に出てますi-237
by: 作左 * 2006/04/23 23:12 * URL [ 編集] | UP↑
小春好殿
初めまして。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ストーリーも登場人物もシンプルで、
これほど恐怖を味わう映画は数少ない一本だと思います。
スピルバーグに乾杯!i-179
これからも宜しくお願いいたします。
by: 作左 * 2006/04/23 23:17 * URL [ 編集] | UP↑
カンパーニュ殿
ここにも出てました~(笑)↓
http://blog.livedoor.jp/sabala/archives/50056916.html
by: 作左 * 2006/04/24 09:14 * URL [ 編集] | UP↑

作左さんありがとう!たかたかにも訪問してくださって。日本語って難しいですよね。いろんな地方の方言あるし。思い込みあるし。けど晴れて私の勝ち~。へへへ。
by: カンパーニュ * 2006/04/24 11:04 * URL [ 編集] | UP↑

私もこの映画を、ずっと以前に見ました。
ハラハラどきどきしながら。
でも、実際にアメリカで暮らしてみて、
このタンクローリーや大型トラックの大きさを
目の当たりにした時に、もっとすごいんだ~。ってびっくりでした。
だって、大きさが日本のタンクローリーや大型トラックの比じゃないですよね。

スピルバーグの表現したかった、恐怖がとても良く分かりました。
by: hive * 2006/04/24 13:16 * URL [ 編集] | UP↑
カンパーニュ殿
実は私の妹も「たかこ」っていうのですよ。幼い頃から「たかちゃん」って。…で、素敵なブログでしたね。また、遊びに行きます。
ご勝利、おめでとうございます!(笑)
by: 作左 * 2006/04/24 19:32 * URL [ 編集] | UP↑
ハイブ殿
確かにあのデカさは、日本の公道には無理があるでしょうね~。ちなみにあのトラックは40トンだそうです。日本でよく走っている4トントラックの十倍!
あんなのに追っかけ回されたら、たまらんでしょうね~i-237
最後は崖から落ちていくのですが、まるでデカイ生き物のようでした。
by: 作左 * 2006/04/24 19:41 * URL [ 編集] | UP↑

2-3回は、見ました。スリルあっておもしろかったです。スピルバーグまだ無名の頃の映画でしょうが、いいですね。アメリカの大きなトラックみるとこれに追いかけられたら、怖いぞ と、、想像してしまうのです。
by: Omichan * 2006/04/26 14:06 * URL [ 編集] | UP↑
Omichan殿
忘れた頃に見ると、恐怖が再び湧き上がってきますね~
家内が見事にトラウマとなり、
後ろにトラックが付くと
顔を引きつらせています
i-237
by: 作左 * 2006/04/26 19:01 * URL [ 編集] | UP↑

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